2014.1.26 Mシアター
松永文庫26年度最初のマンスリーシアターはオールドファン待望の赤木“トニー”圭一郎主演「夜霧が俺を呼んでいる」、正真正銘の港町での上映であります!
私も何十年ぶりに見返したので、ストーリーが「第三の男」とソックリだなんて初めて気付きましたが(笑)、脇役で登場する吉永小百合(未だ十代!)のあまりの可憐さにおもわず場内から「わぁ!」と声があがる場面が。これぞシアター鑑賞の醍醐味ですな。
回を重ねてマンスリー上映会も徐々に皆さんに知られるトコロとなってきたのでしょうか、はたまた単に伝説の二枚目の神通力未だ衰えずという事なのか、今回会場は空席を探さなければならない程の入りとなりました。
常設の展示スペースの方も新年から赤木圭一郎関係の展示が始まっていますので、それも今回の盛況の後押しになったのかも。上映の前後に展示スペースとホールを往復するギャラリーも多く居られました。
このトニー関連の展示の大半を占めるのが地元の名士だった故・平嶋雄三郎氏のコレクション…とか偉そうに云ってますが、私今日までそんな事知りませんでした~(恥)。
平嶋さんはわれわれ地元の左党にとってはひらがなの『ひらしま酒店』の先代旦那さんとして超有名人でありまして、かく云うワタクシもそちらの『ひらしま』さんには二十代の頃から何度お世話になったことか。
そんな懐かしい先代がなんと全国でも有名なコレクターだったとは!? 不勉強な事おびただしい…反省だなァ…。
浅学オヤジのボヤキはともかく、展示の大判写真パネルのド迫力は、トニー早逝当時の貴重な資料と共にまさに必見です。未だの方は是非ご来場を!
wriiten by おりおなえ