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第2回門司港レトロ オールド・シネマ・フェスティバルⅡ

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オールドシネマ前半戦の終わったところで、如何ですか? 何度観ても「あれ?モノクロじゃなかったよな?」と思ってしまう、 「東京流れ者」のオープニング。遠目にも鮮やかな渡哲也の白スーツ。 今ドキあんなキザな科白で笑わないのはアニメの主人公位でしょうが、 そこは日活、そこが清順。 次の「紅の拳銃」は更にキてますから(笑)、どうぞよろしく。 当時は最先端のスタイリッシュで、 昭和のガンマニア(死語だね)がシビれた一本。 望月三起也や大藪春彦がCOOLだった頃に想いを馳せて下さい。 そしていよいよ連続上映も最終回、 名匠木下惠介の「陸軍」は実は1年前にも上映しているんですが、 覚えていらっしゃいますか、皆さん? まだ松永文庫も当地には無く、 門司市民会館での映画会を室長がお手伝いしたご縁でしたが、 当時たまたま若き日の木下惠介監督を題材にした映画「はじまりのみち」、 その6月の公開を控えて全国をキャンペーン中だった原恵一監督が、 急遽「陸軍」の上映に参加されると聞いたのは当日の会場でした。 さすがの我らが松永室長も、 その時点では本来アニメーションがご専門という以外、 劇映画初演出の原監督について詳しく知る由もなく、 皆で「クレしん」の緊急レクチャーしたような気がします(笑)。

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…もちろん原恵一監督自身が、 常々「木下作品は映画の手本」と仰言る位ですから心配はご無用で、 当日の会場での室長とのトークは、 二人の木下惠介ファンによる楽しいものとなりました。 超特大の「この天の虹」ポスターの前で眼を輝かせ、 「木下作品のMyベストは永遠の人」と仰言った笑顔が素敵。 文庫の催しの毎度の事ながら、 殆ど当日参加した方々以外には知られる事もないのが勿体なさ過ぎて、 あとから自慢げに話すのも何だかなってな具合ですので、 皆さん、イベントには是非来てください。 いろいろと「公」では云えない事もあるんだようッ⁉︎(笑)

wriiten by おりおなえ

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