「百合祭」上映&トークショー

September 11, 2015

やあやあやあ、楽しうございました。
かねてお知らせの「百合祭」上映&トークショー、みんなで参加して参りまして候。見逃したあなた、

損したよ~ぅwww

心配されたお天気も何とか持ち応えて、知る人ぞ知る八幡の名物映画館・有楽劇場には、

日暮れと共にたくさんの観客が集いました。


われわれ古参のファンには前田有楽の名の方が通りのよい当館は、現在は週6日(金曜休館日)いわゆるピンク映画専門館として営業しているので、女子の皆さんには些か縁遠い存在かもしれません。が、その昭和の風情を色濃く残した外観や、芝居も掛けた昔の映画館ならではの作りに、「カーテンコール」をはじめとする映画ロケ地として登場している、いわば映画ファンにとっての心のふるさと的スポットなのです。

 

現役の映画監督で最多のメガホンを取り、今でもピンク映画を主に製作されている浜野佐知監督にとっては、まさに主戦場というべきロケーションに、同行されたご自身も監督で本作脚本の山崎邦紀氏ともども、興味深げに館の内外を散策されておられました。

さて開場時間を待ちきれないお客様も多く、定刻に始まったイベントは簡単な挨拶の後、さっそく映画の上映へと続き、シニアのご夫婦も多かった客席は、コミカルなシーンではクスクス笑いに包まれます。

上映後はお待ちかね、監督を迎えてのトークショー。司会は実行委員会代表の木戸聖子女史が相勤め、豪快で明朗な浜野監督から楽しいエピソードが語られました。

 
「今ではすっかりフィルム上映出来る映画館も減っていて、  久しぶりに『百合祭』本来の姿をお見せ出来て幸せでした。ありがとう。」

大手映画五社の「大卒男子に限る」という壁に阻まれた19才の頃から、スクリプトやメイク、編集アシスト以外は女人皆無のピンク映画界で、それこそ男社会そのものと悪戦苦闘してきた浜野監督ですが、『百合祭』では老若男女が囚われている思い込みを壊し、対等で自由なら何でもアリ、という二つのテーマがあったと云います。

「原作は三好さんの例の訳わかんない言い訳の処で終わり。  その後は脚本の山崎邦紀が書いてて、私はそこが云いたかったの。」

「吉行和子さんは私とは未だ2本目だったけど乗ってくれた。  難航したのは三好さん役で、某有名俳優には、
  ワタシに結婚詐欺師を演れというのか、とか言われましたね。」

「ミッキー・カーチスさんをライブの楽屋に初めて訪ねたら、  レザーの上下で『はじめまして』と云いながらイスをひいてくれた。  台本見せて説明すると、  私の役はアブないフェミニストですね、ときた。笑」

まるで劇中の三好さんじゃないですか、と司会も笑う。映画の後でミッキーさんと年の差婚した奥様のヨーコさんからは、『百合祭』のおかげで不安が無くなった、と言われたそうです。

この『百合祭』チームで是非Part2を、という話しになった時、「じゃあ映画の最初は三好さんのお葬式のシーンね。」と吉行さんが。一同大笑い、ミッキーさんは苦笑い。名女優勢揃いの現場なのに和気あいあいな雰囲気が伺えますね。

本当は(書けない事も!)まだまだありますがこの辺で。司会の木戸氏の気合の入ったMCの甲斐あってか、監督も「気持ちよく話せた」と仰って下さいました。予定を大幅に延長してトークショーは盛り上がりました。

打ち上げで、その日深夜まで柔かに杯を重ねるゲストの姿が、われわれスタッフ一同には一番のごほうびでした。

翌日も両ゲストは、これも往時の繁栄を今に伝える小倉の映画館・昭和館を訪問。

 


そして松永室長の案内で文庫の所蔵品の数々を見学されて、次の目的地博多へと向かわれました。

有楽・昭和館では今後の上映企画についても、話しが弾まれていた様子だったので、ひょっとしたらコレがご縁で監督の再訪があるかも?期待したいですねぇ

駆け足のご報告は、監督と室長の両方から笑顔で叱咤されたおりおなえでした。
酒席とはいえ、二人共目が笑ってませんでした。
嗚呼、コワいコワい……(笑)
 

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