2月マンスリーシアターと日本・アジア映画資料展
予告通り、天候不良だった1月分も使用許可延長をとって再映となり、マンスリー始めての2本立て上映で催された28日の
プログラム、お楽しみいただけましたか? ごあいさつの凪学芸員もほっと一息。

さて展示企画の方では3月1日から、北九州市立文学館の
「岩下俊作著作集」発刊記念として、
著者の代表作「富島松五郎伝」を映像化した日本映画史
上の名作『無法松の一生』の映画資料をメインコンテンツ
として、中国映画界の名匠チャン・イーモウ作品をはじめ、
インド、台湾などアジア映画周辺の映画資料展を特別開
催いたします。
急遽決定した企画ながら、地元で奮闘するフィルムコミッ
ションの成果もあって、現在も増え続ける北九州ロケー
ションの映画たちを含めた、
《日本人の奥ゆかしさ、東洋人の愛情》という視点からの
展示、現在の洋画名作資料展と共にお楽しみください。
お楽しみの3月分マンスリー作品は「新・男はつらいよ」、シリーズ第4作の1970年松竹作品と決まっております。
マドンナ役の栗原小巻は36作目にも再登板しましたが、この辺りから寅さんマドンナ=旬の美人女優という評判も高まり、
人気シリーズとしての寅さん映画は定着してきます。ご期待ください!