祝・特別賞受賞 & 麗しのオードリー・ヘプバーン
皆さんは日本映画批評家大賞をご存じでしょうか。
1991年、映画解説で著名だった水野晴郎氏が発起人となり、
淀川長治、小森和子など当時第一線で活躍していた、
映画批評家たちの提唱により誕生した、批評家による批評家だけで選んだ映画賞です。
さる5月26日、第25回を迎えた今年度の発表が行われましたが、
錚々たる受賞者の中、なんとわが松永文庫が特別賞をいただきました!

『現在、これほどの資料を展示している映画資料館はそう多くはありません。
館内に一歩踏み込めば昭和初期のポスターが並び、大正時代のチケットやチラシ、 台本が何万点も見ることが出来るのです。
ポスターは映画会社などのジャンル別に整理されており、昔の映画新聞記事や台本のその数には目を見張る物があります。
映画資料研究家第一人者の松永氏。日本映画をこよなく愛した、まさしく映画人です。』
(本年度批評家大賞パンフレットより、抜粋)
長年にわたる研究の集大成を惜しげもなく公開し、今なお北九州の文化施設として
日々歩みを続ける松永文庫の活動に、日本映画界からのエールが贈られました。

我われサポーターも大変喜ばしい限りなので、急な事で都合のつく者だけでしたが、ひとめ松永室長の晴れ姿を拝みにと、数名が同行して上京いたしました。
山田洋次、浅野忠信、多部未華子、満島ひかり、山田涼介ほか豪華な顔ぶれに、華やいだ雰囲気の会場で、滞りなく受賞式は執り行われました。
…と云うと無事終わったみたいですが、実は上京したご一行、例の大韓航空機の火事騒ぎの影響でスケジュールが大変な事に☆☆☆
まあその辺のドタバタ珍道中の顛末については又の機会に。まずはめでたいお知らせまで、ご報告させていただきます次第です。
さて来る7月19日には旧大連航路上屋改装3周年を迎え、
松永文庫も移転3周年のイベントを着々準備中です。
詳細は近日中にお知らせいたしますのでブログにご注目ください。
その3周年のプレイベント!・・・という訳ではありませんが、
6月26日(日)マンスリーシアターには、
うれしいお知らせが。
皆さんからの熱いリクエストにお応えして、
遂にアメリカ映画の上映が実現しました!

いろいろと難儀なハードルをクリアして、
ここまで漕ぎ着けた凪学芸員ほかスタッフ一同を褒めてやってチョ♪
しかも記念すべき洋画第一弾、その作品は、映画人のどんな団体のオールタイムBEST10でも必ず入ると謳われた名作、
王道ラブストーリーの古典にして伝説、1954年アカデミー賞3部門受賞、オードリー・ヘプバーン主演「ローマの休日」に決定!
今回の反響などを参考に、今後とも作品の選定して参りますので、皆さんお誘いあわせの上、是非ともご来場くださいませませ!
マンスリーシアターまでには、
11日間で7ヶ国の欧州サーキットが待っている。
EUは時差が7~8時間で日本は3時待機。
まだまだSEIYA,SOIYA,タタカウンダ♪
寝不足で立ち上がれなくなっても♪Wowow
・・・な、おりおなえでした。See You!